Flashアニメーター向けのUnityアニメーションエディター見つけた
Flashでアニメーションを作ってた人が、Unityでアニメーションを作ろうとすると、
「Unityのタイムラインアニメーションは○○できないのか…(´・ω・`)」っていう感じで悲しい顔をされることが結構ある気がする。
SmoothMovesやSpriteStudioといったアセットやツールで代替することもあるが、AssetStoreを徘徊していたら、こんなアニメーションエディターを見つけた。
Animator Timeline Editor
Great for Flash users とあるようにFlashを意識したアニメーションエディターらしい。
気になったのでちょっと触ってみた。
使ってみた
ドキュメントを見ながら、アニメーションを作ってみた。
操作感は確かにFlashっぽいが、モーションのパスを直接編集できない事が、ちょっとツラい。
Flashだと、2点間を移動させるときに、パスのハンドルを操作すると、曲線を描いて移動できた(たしか)が、このAnimatorでそれを実現させるには中間の座標を指定させる必要がある。
サンプルムービー
他にもサンプルのムービーがあり、結構いろんなことができるらしい。
イージング
タイムラインアニメーションにイージングが設定できる。 エディター上で使うことのできるイージングを一覧できるのは、良いと思った。
コードビュー
作ったアニメーションをコードで出力できる機能が付いている。
個人的にこの機能が一番凄いと思った。
このコードビューを見て気づいたのだが、
Animatorは内臓のアニメーション関数ライブラリをタイムライン表示で可視化して関数を呼び出しているようだ。
AMTweenクラスに対して関数をコールしている感じ。
そのコールする内容(引数)をタイムラインで視覚的に作ることができるといった模様。
まとめ
Flasher向けのアニメーションツールという触れ込みだったが、Flashの完全置き換えにはなってない印象だ。(当たり前の話だけど)
ただ、アニメーションツールとしては、使い勝手は良さそうな感じ。
特にタイムラインで作ったアニメーションをコードで出力できるのが、個人的には嬉しい。
プログラマとアニメーターの垣根を取り払う…までは行かないにしろ、かなり作りやすくなるのでは?と思った。
自分は、どちらかと言うとUnityでコードを書くことが多いので、アニメーションを専門にしている人にこのツールの使い勝手を聞いてみたい。
あと、無料のアセットでここまで使えるアニメーションエディターは初めて見た。