Unity製Androidアプリをインストールする時に「USBストレージまたはSDカードにインストールできませんでした」というエラーが出た話
Unityで作ったAndroidのアプリで
「USBストレージまたはSDカードにインストールできませんでした」
というエラーが一部端末で出た時の話。
- しばらく待ってもらう
- 再起動してもらう
- Google Playアプリのキャッシュクリアをしてもらう
といったことをユーザーに行ってもらって解決できることもあるみたいだが、それでも一部端末ではインストールできないままだったことがあった。
解決策
いろいろと調べたところ、
Unity4.6からAndroidビルド設定のDevice Filter
にFAT(ARMv7 + x86)
がデフォルトで設定されるようになっていたためだった。
一部の端末でFAT(ARMv7 + x86)
の設定のビルドが上手くインストールできないようだった。
今回、事例が出たアプリはUnityのバージョンを4.5から4.6に引き上げていたものだった。
Unity4.5では、ARMv7
しか選択できなかったが、Unity4.6からはFAT(ARMv7 + x86)
、ARMv7
、x86
が選択できるようになっている。
Unity4.5でARMv7
を設定していても、Unity4.6にバージョンアップすると、FAT(ARMv7 + x86)
が適用されてしまうようになっていた。
詳しくは、Unity 4.6で出力したAndroidアプリのサイズが以前のバージョンより大きい場合の対処法 - テラシュールブログ に書いてあります。
Device Filter
をFAT(ARMv7 + x86)
からARMv7
にしたら、エラーが出ずに無事にインストールできるようになった。
Unity、デフォルトの設定をバージョンアップで置き換えるのマジパネェ(涙目)
— たかっしー☆タカシカンパニー非公認キャラ (@takashicompany) 2015, 1月 29